大学生が読んでみたら面白そうな本を紹介するブログ

「読書はきっと人間力を向上させる」と自己暗示を掛けながら読書に励む大学生が、読了書を書評を模して紹介します。

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『多数決を疑う―社会的選択論とは何か』 坂井豊貴著 岩波新書

今回読んだ本はこちら。 もともと投票や選挙といった分野には興味があったので、Amazonを徘徊していたら出てきたのでポチり。理詰めと言えば理詰めな内容だけれど、比較的軽いので、勢いでサーッと読める。 本書の主題は、そのまま、「多数決を疑う」ことで…

『江戸時代』 大石慎三郎著 中公新書

唐突に江戸時代に興味が湧いたので、「中公なら、まあ、ありっしょ」と内容も特に確認せずにポチり。羅列的に歴史を述べる本かと思いきや、テーマごとに、江戸時代を象徴する制度や文化について解説されている。 著者の述べる江戸時代の特徴、その大枠二つは…

『知っておきたい日本の神話』 瓜生中著 角川ソフィア文庫

誰に向かって書いてるのかがよく分からないせいで、随分書きにくい。ので、あくまで自分のメモ程度のつもりで。。。笑 なぜこの本を読んだのかといえば、神だの仏だのに関しての知識があまりにも無いので、幾らか補っておきたいと考えたためである。そんなわ…

『心と脳―認知科学入門』安西祐一郎著 岩波新書

この本を読もうと思ったきっかけは、大学のメディア論の授業。メディア論の教科書の中で脳の構造についての記述があり、「脳について勉強したら色々応用が効くのではないか」と淡い期待を込めて購入し、読み始めた。 メディア論の授業で触れた脳の分析では、…